歴史・自然

自然

読谷の海

 
 読谷村は、沖縄本島中部に位置し、残波岬が突き出た半島のような地形をしています。村の西側は東シナ海に面しており、その海岸線総延長は14kmにもなりま す。海岸線のほとんどは埋め立てや護岸がなく、自然のままの海岸が特徴で、特に砂浜からはきれいな夕陽を見ることができます。

 
 
 
 

残波岬

 

 残波岬は高さ30m前後の断 崖が約2kmにも連なり、雄大な景観となっており、県内でも有数な景勝地で、岬の北側のエリアは海岸国定公園に指定されています。海岸線が人工化していな いことはサンゴ礁を残すことになり、イノーとよばれる礁湖は沖縄本島でも有数の広さを持つようになりました。そこには海の生き物たちの豊かな生態系があ り、人にとっても心地よさを味わえる憩いの場所となっています。
 

〇残波岬について詳しくはコチラ
 

歴史

座喜味城について

座喜味城は、このような中山の統一国家へ向けた争いの多い最中の1420年頃に読谷山按司・護佐丸によって築かれました。護佐丸は当初、座喜味の北東約4 キロにある山田グスク(現恩納村)に居城していましたが、北山城(今帰仁城)攻略に参戦した頃に、敵からの防御や長浜港を控えた地の利を考えて高台にある 座喜味に築城したとされています。

座喜味城の城壁を上空から観ると、いくつもの曲線が組み合わされるようにできています。この曲線構造は、現在の黒部ダムのようなアーチ式ダムの構造に似て おり、当時の築城技術の高さをしのぶことができます。門は中央にくさび石をはめて2つの石をかみあわせることで造られているアーチ石門が特徴で、くさび石 を用いる方法は、他のグスクには見られません。また、石材は地元で採れる琉球石炭岩が使われ、その積み方は、「野面積み」や「布積み」が進化したとされる 「あいかた積み」手法を用いられているところが多くなっています。これらは、護佐丸が優れた築城技術を持っていたことを表しています。
座喜味城跡は、1945年の沖縄戦中は日本軍の高射砲陣地として利用されました。その後は米軍のレーダー基地が設置されましたが、1956年に琉球政府の 重要文化財に指定され、日本復帰の1972年には国指定史跡となり、1973年から1985年の間に城跡の発掘調査や城壁修理が進められて再生していま す。そして、2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の資産のひとつとして世界遺産に登録されました。
 

おもろ歌唱者アカヌクー(赤犬子)

「うたとさんしんぬ むかしはじまりや いんこねあがりぬ、かみぬみさく」の琉歌が伝わるように、読谷の楚辺にはアカヌクー(赤犬子)終焉の地となる赤犬 子宮があります。アカヌクーは楚辺出身と伝えられ、五穀豊穣の神として祀られる一方、琉球古典音楽の鼻祖として崇められています。アカヌクー(赤犬子) は、今から約500年前の第二尚氏王統の尚真王代のおもろ歌唱者と言われています。彼に関する歌が沖縄最古の歌謡集おもろそうしにあり、沖縄各地を吟遊し ていたようです。
 

泰期について

  かつて沖縄が琉球国と呼ばれていた十四世紀後半、時の中国「明」
 の皇帝・洪武帝(こうぶてい)は、政権を取るや否や対外政策として
 冊封・進貢策を取りました。当時、中国は魅力的な商品を参する大国で
 あり、日本はもちろんのことアジアの多くの国がそれを受入中国との
 交易を進めていました。
 
  この政策は琉球の中山・察度王の元にも届き、その締結が求められ、
 1372年、察度王はただちに了解し、その弟の「泰期」を団長とする琉球
 初の使節団を中国に送りました。これにより琉球も中国との公益の資格を
 取り東南アジアに及ぶ大交易黄金時代を築きあげることとなりました。
 
  その察度王の弟とされれる「泰期」は、読谷山・宇座(ゆんたんざ・
 うざ)出身ということが琉球最古の歌謡集「おもろさうし」の中に表現
 されており泰期は5回にわたって中国(明)貿易を行って歴史的使節を
 果たした本村の誇るべき偉人なのです。
 

  それ故に読谷の商業は沖縄で一番古く、読谷の商業活動は沖縄で一番
 古く読谷の商業史は沖縄で一番長い600年以上の歴史を有すると言えま 
 す。中国との交易は「唐旅」と言われ、果てしなく遠方への旅であり、
 生命の保証の無い危険な旅路で、沖縄では「唐旅」のことを「あの世への旅」を意味するほどでした。その旅路を5往復した「泰期」は並みの人間ではないと言えます。

 この初の進貢使となった我等が先人「泰期」の勇気、使命感、優れた統率力、立派なビジネス感覚そして豊かな国際感覚は、校生の我々の大きな誇りとし学び、たゆまぬ継承に励むべきことであり、「商売の神様」として象徴し、商売繁盛を祈念
しています。


 〇「泰期像」について詳しくはコチラ

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